2年程前、刺し子という存在を知り、それ以来時間があるときや気分転換にちくちく刺し子をしています。
昔は、嫁ぐ娘にお母さんが祈りの模様を刺し子で施した「花ふきん」というものを持たせる風習があったそうです。
そんなことを考えながら「台ふきんにでもしようかな」と思って刺し始めたのですが
できあがってみるとやっぱり愛着が湧いてしまって、
せっかくだから目につくものにしようと思い、パンを入れているかごのカバーとして使うことにしました。
ちくちくちくと無心で刺していると不思議と気分が落ち着いてきます。
針が進むと、少しずつ模様が生まれてきて、
細かな作業で疲れるけれど、出来上がった時の達成感は気持ちいいものです。
刺し子の商品を販売するという目的以上に、刺し子をすることで
被害にあわれた方が、一時的にでも精神的に救われることがあったんじゃないかなあ、と思います。
大槌復興刺し子プロジェクト http://tomotsuna.jp/
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